Faredio 2.0 Official Web

Faredio 2.0 を実装する

ここでは、Faredio 2.0による運賃検索システムを実装するための流れを説明します。

なお、Faredio 2.0では、Faredio 1.0とデータファイルの形式が大きく変更されました。
なので、以前からFaredio 1.0を利用されている方も説明をお読みいただきますようお願いします。

Faredio 1.0用のデータをそのまま転用したい方は、こちらをご覧ください。

Faredio 2.0のファイル・ディレクトリ構成

Faredio 2.0をダウンロードしたら、まずディレクトリ構成を確認してください。

ディレクトリ名説明
faredio2.0/"faredio2.0"ディレクトリの直下には"tester.html"およびFaredio 2.0プログラム(.js)と、いくつかの画像やcssファイルが含まれています。
faredio2.0/datas/"datas"ディレクトリにはデータファイル(サンプル)とユーザー指定スクリプトが含まれています。ユーザーが作成したデータファイルもこのディレクトリに保存します。
faredio2.0/html/データテスターのインターフェースが格納されたディレクトリで、通常ユーザーが使用することはありません。削除するとデータテスターが使用できなくなります。

サンプルデータの実行

サンプルのデータファイル(.js)は"data"ディレクトリに格納されておりますが、このファイル単体では動作いたしません。 サンプルデータを実行したい場合は、"faredio2.0"ディレクトリ直下の"sample_○○.html"をWebブラウザで開いて下さい(文字が化ける場合はブラウザ上で文字コードをShift JISに設定して下さい)。

開発の流れ

Faredio 2.0による運賃検索システムを構築するための流れは以下に示す通りです。Faredio 1.0用のデータファイルを転用する場合も、手順1以外は共通になります。

  1. データファイルの作成

    まずは、路線、駅、運賃の情報を格納したデータファイルを作成する必要があります。 データファイルの保存場所は"data"ディレクトリです。詳細な手順はデータファイルの作成をご覧ください。
  2. データファイルの確認

    データファイルを作成したら、データテスター(tester.html)で動作確認を行います。 方法はデータファイルの作成でも解説していますが、詳細はデータテスターの使い方をご覧ください。
  3. 運賃計算の特殊ルールの適用

    データテスターで正常に運賃検索ができることが確認できたら、例外的な運賃計算ルール(加算運賃、割引運賃など)などの機能を実装します。 こうした例外的なルールが存在しない架空鉄道の場合はこの過程を経る必要はないので、次の過程に進んでください。 特定運賃、分岐点、徒歩連絡の機能は標準で実装されているためデータファイルの編集で対応できますが、加算運賃、割引運賃機能は実装されていないのでその挙動をユーザー指定スクリプトとして記述する必要があります。ユーザー指定スクリプトもデータファイルと同じ"data"ディレクトリに保存します。 詳細は運賃計算の例外指定をご覧ください。
  4. 検索結果表示画面の作成

    検索結果表示画面は、検索結果を表示したいHTMLファイルにJavaScriptコードを挿入するだけで作成できます。 詳細は結果表示画面の作成をご覧ください。
  5. 検索フォームの作成

    検索フォームは、フォームを設置したいHTMLファイルにHTMLコードまたはJavaScriptコードを挿入することで作成できます。 詳細は検索フォームの作成をご覧ください。
  6. 完成

    以上で完成になります。
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本サイトおよびFaredio 2.0のシステムは、最新版のFirefox、Opera、IEで動作確認を行っています。