Faredio 2.0では、Faredio 1.0から大きくデータファイルの書式を一新しました。 そのため、Faredio 1.0形式のデータファイルをそのまま使用することは出来なくなっています。
ここでは、Faredio 1.0データファイルをFaredio 2.0で使用できるようにする方法について説明します。 Faredio 2.0用データを一から作成する方は本頁をお読みいただく必要はありません。
Faredio 1.0のデータファイルの説明などについてはこちらをご覧下さい。
以下の手順に従い、コードをFaredio 1.0データファイルの所定の位置に挿入したり書き換えていただくと、Faredio 1.0データファイルはFaredio 2.0用ファイルに変換されます。
データファイル冒頭の"dataName=〜"の次の行に以下の行を挿入してください。
dataFileName = "データファイルのファイル名"; //Faredio2.0ではこの行を追加
データファイル中に"line"という名前の変数が使用されている箇所が複数ありますが、これをすべて"lineName"に変更してください。 必須定義(変更不可)と書かれたコードの中にもこの変数が現れている箇所がありますが、こちらも含めてすべて変更して下さい。
以下のコードをコピーしていただき、データファイルの末尾にそのまま貼り付けてください。
/******Faredio 2.0データに読み替えるスクリプト*******/
//駅の追加
for (var i=0; i<MAXSTACT; i++) {
for (var j=1; j<lineName.length; j++) {
if (sta[i][j]!=undefined) {
stationList.staList[i] = new Station(sta[i][j], "", "");
break;
}
}
}
//路線の追加
for (var j=1; j<lineName.length; j++) {
var newLineBuf = new Line(lineName[j], linesByFS[j], false);
var staListBuf = new Array();
var BSBuf = new Array();
for (var i=0; i<stationList.staList.length; i++) {
if (sta[i][j]!=undefined) {
staListBuf.push(i);
if (km[j][i]!=undefined && km[j][i]) BSBuf.push(km[j][i] / 10.0);
}
}
newLineBuf.setSta(staListBuf, BSBuf);
lines.push(newLineBuf);
}
//運賃規定の追加
for (var i=0; i<fareTypes.length; i++) {
var ruleBuf = new FareTable(1);
for (var j=0; j<fareTypes[i].fareM.length; j++) {
ruleBuf.addFareTable(fareTypes[i].fareK[j]["min"], fareTypes[i].fareK[j]["max"], fareTypes[i].fareM[j]);
}
fareRule[i] = ruleBuf;
}
/****************************************************/
以上で作業は完了です。